続欅スピーカー

<1作目>はメーカーの提供してくれる寸法図を元に作りました。
バスレフ式のスピーカーです。

ネットでいろいろ調べているうちに別の形と言うか構造に興味が行きました。
数人の方の参考文献を頼りに理解しきれない頭をどうにか引っ張って
<第2作>バックロードホーン制作に突入しました。
使用したスピーカーは自宅でとして使用していたメーカーわからずの
アルミの躯体にセットされていたマレーシア製のウーファー。

マレーシア製ウーファー

どうなるかは判らなかったので、複数の板から材料取りしているのでまとまりがないのですが、
中の仕切り板も全て欅で作りました。かなり重いです。
ホーン長は850ミリ程、かなり短いです。

ホーン長短いながらも低音に深みを感じさせます。

  • 材質:欅
  • 寸法:W 215 D 220 H 476
  • 塗装:プラネットクリア

音を聴いてみる


<第3作目>は工房で使用していたAIWA製のスピーカーをばらした
120ミリスピーカーを使いました。
バックロードホーン型でホーン長1200ミリ、
これは、流石に全て欅製とはいかず前面、背面、天板、底板は欅で
その他はポプラ合板を使いました。

スピーカーユニットの構造も面白かったのでその画像も。

アイワのスピーカー

アイワのスピーカー

3作目

メインスピーカーだった割には中高音に余り魅力は感じませんが、
太い低音が出ているような?

  • 材質:欅・ポプラ合板
  • 寸法:W 173 D 253 H 830
  • 塗装:プラネットカラー・プラネットクリア

<第4作目>はfostexのFE103Enを使用したバックロードホーンに。

FE103En

ホーン長は今まで出一番長い1725ミリ。
とりあえず自分用はここで打ち止めのはず?
オーディオの専門知識が全く無いのでこの辺りが精一杯かと。

奮発して欅材をつぶして材料をそろえました。
ただ、内部の仕切り板は前回同様ポプラ合板としていますが、
屈折部には滑らかにするように補助材を取り付けてあります。

FE103En仕様

FE103En仕様

上部ののっぺりした感じに変化を持たせるために黒檀を埋めてみました。

黒檀の埋め木

肝心の音のほうですが、中高音はスピーカーユニットそのものの性能が出ていると思います。
低音部はまだ今一と感じている音だし3日目です。
エージングの進行とともに幾分でも良くなる事を期待しています。

  • 材質:欅・ポプラ合板
  • 寸法:W 181 D 278 H 644
  • 塗装:カシュー・プラネットクリア

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